中型自動車免許制度の見直し案 結果

先日、以前から多くの運送事業者が制度について強い疑問や反発を抱いている「中型自動車免許制度」見直しの要望についての結果が発表されました。結果は残念ながら『否』でした。理由は下記の通りです。



日々訪問している運送事業者様方のドライバーの平均年齢はなんと50歳です。

 

もちろん会社により様々な特色があり、平均年齢29歳のフレッシュな会社もあれば平均年齢64歳というベテランばかりの会社も存在します。

 

皆さんがこれから長く付き合いをしていきたいと考えておられる荷主様であれば、特に新規取引等の場合はどちらの運送会社様との取引を優先又は大事にしたいと思われますか?

 

恐らく若い方が多い運送会社様を選ばれる方が多いと思います。

 

主な理由は

 1.元気がある・活気を感じる

 2.素直な人が多い(自分流を通さない)

 3.柔軟な対応ができる・覚えが早い

 4.定年退職や会社閉鎖を閉鎖する可能性が低い

 5.注意や指摘をしやすい

 6.動きが早い・フットワークが軽い

 

など、経験や技術よりも重要視したいメリットの比率が高いからです。

 

「ゆとり世代」「今の若いものは・・」といった声をよく耳にしますが、そんなことはありません!

きちんとコミュニケーションをとって、指導して教育をしていれば立派な運転手どころか増車を依頼されるような立派な『営業マン運転手』に育ちます。

若者の人気が低く、特に高齢化が激しい運送業界では、いずれ重大な人材不足の危機が予想されます。

反対に若い運転手を多く確保している運送会社にとっては、またとないチャンスにもなり得ます。

 

現在はもちろん将来も見据えた上で、早い段階で若い人材を確保して経営の活性化を図りましょう。